キャスティングは肘から

ひろぽん@G-CRAFT

2013年10月18日 13:03

ブログにキャスティング動画を載せております。
で、釣友の方から「最初はロッドを片手で持ってるんですね?」と聞かれました。
また「最初から両手で持って振らないんですか?」と。

この画像の時、私はロッドを片手で持っております。
何故かと申しますと・・・。
年を取ったからです(笑)。
画像にも書いているようにキャスティングの時に私は肘から始動いたします。
ロッドを立てて振りにいくのではなく、肘を引くようにしてロッドを操作してます。
年を食って体が硬くなってきたのもありますが、片手で肘から始動する理由の一番は、ロッドを上ではなく後ろに引くためです。
両手で持つとどうしても上に振りかぶって下へキャストするフォームになりやすい。
そうなると、ロッドがお辞儀をします。
前にも書きましたが、私のキャストは振り下ろすのではなく右手を前へ押し出すキャストです。
それをやりやすくするために片手で肘から始動をしております。

で、その続き。

この時も肘を後ろに引いてロッドを立てます。

ここでもまだ肘を引いてます。
ここまでロッドは片手で持ってます。

この辺りからロッドを左手で握りにいきます。

ロッドが立っている時には、ロッドを握っています。
で、ここからが大事!です。

この少し前のタイミングで切り返しの動作に入ります。

すると、後ろに行こうとするロッドと前に行こうとする体の反発でタメが出来ます。
こうする事によってバットにウェイトが乗ったキャスティングになります。

後は・・・。

バットからベリーへ。

ベリーからティップへ。

そしてフィニッシュへ。

と、これが一連の動作になります。

若い頃は、ロッドを最初から両手で持って振っておりました。
それでも、ビュンビュン振れたからですが、年には勝てません(笑)。
で、数年前から片手始動のキャスティング動作になっております。

若い方は、両手で持っても肘から始動できると思いますし、窮屈にならないと思います。

野球のバッティングやゴルフでもそうですが、切り返しが大事です。
これが、出来ないと「タメ」が出来ずに上手く力が伝わりません。
野球のバッティングだと普通に切り返しが出来ても釣りになると出来なくなる方も多いです。

文章にすると難しそうですが、サイドキャストやってみると分かりやすいです。
何も考えずにやると、ロッドを後ろに引いている途中で手は前へ始動しているはずです。
これが切り返し。

ベイトロッドでの釣りで、サイドハンドキャストは上手く出来るけどオーバーヘッドになると、途端におかしくなる人が多いのも切り返しが上手く出来ないからです。

この切り返しが上手くいくと飛距離がグンと伸びると思いますよ~。

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