磯ヒラ

ひろぽん@G-CRAFT

2010年11月16日 11:35

G-CRAFTから限定販売されたMOSS LIMITED。
そのMOSS LIMITEDを使い、「お魚釣りたい」のNori1022さんが早速磯ヒラをあげられました。
その時の模様を撮影した動画をご紹介します。
迫力ある映像と緊迫感。
ヒラスズキ釣りの厳しさ、そして素晴らしさを感じていただけると思います。
G-CRAFTのロッド開発者も感嘆の声をあげた映像をお楽しみください。

映像の使用許可をくださったNori1022さんには、深く感謝申し上げます。


右下の矢印の4個付いたボタンを押すと全画面での再生も出来ます。

「掛けた魚は全部捕る」
磯のヒラ師に贈る特別な【モス】の誕生。

現行のモスシリーズはナイロンラインを主体に設計している為、伸びるナイロンに合わせたバットパワー(調子)となっており、PEラインを使用するとランカークラスの重量級以外は、合わせた(タメた)瞬間にロッドが復元し、魚がパニック状態で暴れ飛び回り、結果、魚をコントロールできずにフックアウトすることが多くありました。紀伊半島に関してですが、最近のテスト釣行時に現場でお会いするヒラ師の半数以上がPEラインを使用している現状や、アベレージが60cm前後のサイズが多くなっていることから、このモスリミテッドに関しては最初からPEライン使用をコンセプトにマンドレルから設計し直し、ブランクスを煮詰めていきました。ティップのテーパーから曲がる位置、固さ、張り、トン数配列の全てが現行とは違います。特にバットに関しては、アベレージの2kg~3kgがバレずにコントロールできる追従性と5kgオーバーが寄せることの出来るリフティングトルクを併せ持ったブランクスにする為、徹底的に魚を掛けて現在の調子を作り上げました。決してダルダルなブランクスにはなっていません。リミテッドゆえのシャキシャキに仕上げています。前回のMWLS962PEはアングラーに問いかけた部分をバットの調子に入れましたが、今回のモスリミテッドは命がけの状態で魚と対峙する為、徹底的に使用感に対するストレスを排除していますので、シェイクダウンの1投目から性能をフルに使いこなす事が可能です。PE専用と謳うがために必要なことは全てしました。ガイドスペックだけがPE専用ではないことをこのロッドを手に荒磯に立つ100人が実証することになるでしょう。それがリミテッドという名を背負うことが許される「G-CRAFTのフラッグシップモデル」です。

●Length : 11’0” ●Lure max : 40g ●Lure best : 21g ●Line max : PE2 
●Line best : PE1.5 ●Rod wt : 203g

テスト概容
●紀伊半島において北西風10mの風波や南西のウネリによる磯のサラシ場でヒラスズキを狙い、紀伊半島でアベレージサイズの60cm前後がバレにくいブランクスを完成。バットパワーは5kgオーバーのヒラスズキや追い風100m先の70mオーバーの青物(4kgクラス)をポンピングで寄せてこれるトルクに調整したうえで軽量化。とにかく近投ピンポイントから遠投ポイントまで魚をフッキングさせてからキャッチするまでのプロセスを徹底的にテストし、PEラインでのキャッチ率を大幅に向上させました
テスト使用リール
●スピニング:ブランジーノ3000+PE2+リーダー35lb(3m)・10ステラ4000+PE2+リーダー35lb(3m)・セルテート3000+PE1.5+リーダー30lb(3m)
テスト使用ルアー[コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーを代表的に抜粋しています。]
●バックウォッシュ110S・サスケ120裂波・旧サスケ140・アローヘッド120F・タイドミノー105LD・タイドミノー120LD・フリッツ24g
ローリングベイト88・ローリングベイト99・クルーズバイブレーション25g・バリッド90H・ドリフトペンシル110


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