ロッドの持ち方

ひろぽん@G-CRAFT

2010年10月01日 11:39

ブログを見てくださっている方の中で、最近転倒でタックルを破損された方が数名いらっしゃいます。
私の知り合いを含めると、5名以上。
少しのカスリ傷から、メーカー送りでの修理の方まで。

と言うわけで、今日は移動時のタックルの持ち方。

普通は左のように持って歩く方が殆どだと思います。
が、実はこの持ち方で転倒すると100%に近い確立でタックルを破損します。
転倒したときにタックルから手が離せないんですよね。
何も持たない時に転倒すると人は手をついて体をかばおうとする防御反応が働きます。
左の写真の様にタックルを持って転倒すると逆にタックルを握り締めてしまいます。
そのため、手をつく代わりにリールやロッドで体を支える事になり、地面に直撃です。
酷いときにはリールフットが折れたり、リールのスプールが当たるとシャフトが曲がったり・・・。
とっさの時、人間はタックルから手を離すことが出来ません。

今度は写真右のように持って歩いている時に転倒すると・・・。
あら不思議、自然とタックルから手を離して手をつこうとします。
もちろん、タックルは地面に落ちはしますが体重が乗った地面直撃よりもダメージが少ないです。

もちろん、釣り場によっては写真左のように持たないと移動できない場所もあります。
また、ロッドの先が見えないため、何処かにぶつけて折るんじゃないかという不安な面もあると思います。
ですが、こういうちょっとした事に気を使うと、いざという時にタックルが助かったりすることもあります。

これが100%安全という持ち方はありませんが、ご参考までに・・・。

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