ぶっ飛びロッカーのカスタマイズ

ひろぽん@G-CRAFT

2015年02月18日 12:14

今日は、ぶっ飛びロッカーのカスタマイズのお話。
現行のぶっ飛びロッカーはFとSSの2タイプ。

フローティングとスローシンキングタイプですね。

3月に出る、NEWぶっ飛びロッカーにはこれにF0タイプが加わります。
0と言うのは、与浮力をギリギリにしたタイプ。
ウキフカセの全層釣法ではお馴染みのものですがルアー釣りでは聞きなれないものですよね。

餌釣りを例に簡単に説明しますと、0号ウキというのは仕掛けを付けた状態でギリギリ浮くタイプ。
それともう一つ、フカセ釣りのウキには00号と言うのがあります。
こちらは仕掛けを付けた状態でジワ~と沈んでいきます。

何故、このようなウキが必要かと申しますと仕掛けを馴染ませやすくするため。
その場で釣るタイプの釣りなら必要はありませんが、流して釣るような場合。
仕掛けを馴染ませて魚の居る層まで餌を運ぶために、このようなウキを使うわけです。

で、ここからが本題のカスタマイズのお話。
アルカジックジャパンはウキメーカーのキザクラのルアー部門でございます。
そのおかげで色んなアイテムが揃っております。
それを使わない手はありません。
色々あるアイテムの中で、とても重宝するのがコレ。

キザクラのKzバランサー。

どういうものかと申しますと、ウキなどに貼り付けて浮力調整を行うための板鉛。

このような感じで使います。

上の写真は、ぶっ飛びロッカーF(フローティング)のL-7.6gにKzバランサーの2Bを貼った物です。
これで、このFタイプのぶっ飛びロッカーはF00タイプに変身いたします。
この組み合わせですと淡水では沈み、海水ではギリギリ浮くというタイプに。
これに0.6gのジグヘッドを付けますと、仕掛けが馴染むまでは浮いていますが仕掛けが馴染むと何とも艶めかしい感じでス~っと沈んでいきます。
F00タイプのぶっ飛びロッカーはゴロタ場などで活躍。
シャローエリアを攻めるのにはSSタイプより良い感じです。

その他にもSSタイプのL-9.0gに2Bを付けて沈みを早くして流れの早いポイント用のぶっ飛びロッカーを作ったりと色んな事が出来ます。
私がぶっ飛びロッカーの仕掛けでは重めのジグヘッドを使う理由は、浮力調整したぶっ飛びロッカーの沈下速度に同調させるためです。
また、Kzバランサーを貼ると結果重量も増しますので、飛距離も伸びるというおまけ付き。
こういうカスタマイズが出来るのも、ウキメーカーが作った飛ばしウキならでは。
ぶっ飛びロッカーのバランスの良さと、しっかりした設計と調整があるからです。
他メーカーの飛ばしウキではバランサーを貼っても殆ど意味がありません。

それと、このKzバランサーは釣り場では貼ったり剥がしたりが簡単に出来るのも魅力。
その場の状況に合わせて錘を追加したりと色なん場面に対応できるようになります。

実はこのネタ、前から書こうと思ってたんですがすっかり忘れてました。
NEWタイプのぶっ飛びロッカーが出る事になり今さら感もありますが、F0タイプが出ると言うのをみて思い出し急いで記事にしました(笑)。

私がNEWぶっ飛びロッカーのF0に期待している理由も実はここにあります。
F0を付けておけばKzバランサーを付けたり外したりするだけで浮力調整出来ます。
ぶっ飛びロッカーを付け替える事無く、スローシンキングにしたりファーストシンキングにしたりと調整出来ますからね。
もうF0だけで良いくらい!
と言うのは言い過ぎですが・・・(^_^;)

ですが、NEWタイプが出る前に、まずは手持ちのぶっ飛びロッカーを色々とカスタマイズして使ってみては如何でしょうか?
「うちのポイントではぶっ飛びロッカーでは釣れないんだよな~。」と思っていらした方も、この調整法を使えば必ずその釣り場に合った、ぶっ飛びロッカーが出来ると思います。
ちょっとした錘の追加で、今まで釣れなかった魚が急に釣れたりする事もありますよ~。

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