PEラインのお話

ひろぽん@G-CRAFT

2013年09月19日 13:10

今は各社から色んなPEラインが発売されております。
昔と比べると強度もかなりUPしてますね。
おまけに値段も下がっていて有難い。

で、今日はPEラインのお話。
PEラインはポンドテスト表示の物や号数表示の物、両方併記の物など色んなタイプがあります。
最近はポンドテストと号数を併記する物が多いようですが、この号数表記が曲者。

ナイロンラインやフロロカーボンラインは、どのメーカーも殆ど太さ的には変わりません。
が、PEラインの太さに関しては同じ0.3号と書いてあっても太さはバラバラ。
一番細いメーカーと太いメーカーではかなりの差があります。

まあ、製造する側はポンド表示で作っているので号数は参考程度。
ですので、メーカーが0.3号と言えば、それは0.3号な訳です。

一応、PEラインにも日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」と言うのがあります。
この規格でPEラインを作っているメーカーで有名なのが「よつあみ」。
ここのラインは他メーカーのPEラインよりワンランク細い。
と言うか、他のメーカが太い訳でして・・・。
参考までに「標準規格」を書きますと。
0.3号:0.090mm
0.4号:0.104mm
0.5号:0.177mm
0.6号:0.128mm
0.8号:0.148mm
1号  :0.165mm

ルアーフィッシングで良く使われる号数の標準規格です。

よつあみのラインの他には、シーガーの完全シーバスやR18ライトPEもこの規格で作られているようですね。

とある、0.3号で強いラインがある。
このラインの直径は標準規格で言いますと0.6号程の太さがあります。
この辺りがPEラインのややこしいところ。
リールに巻いてみないと分からない。
前のラインは150m巻けたのに、初めて買ったラインは120mしか巻けなかったという事が起こります。

よつあみから新しく出たG-soul アップグレードPE 。

これの0.6号は0.128mmの直径で14lbの強度があることになります。
値段は実売価格で2,800円程。
細くて強さもありコストパフォーマンスが高い。

これの0.6号ならメバルにも使えると思います。
良型メバル相手なら、これの0.6号の方が心配無さそうです。
それに、このラインなら1.5号のリーダを付けて根掛かった時でもジグヘッドの結び目で切れてくれる。

PEラインの号数表示は、あくまで参考程度と思っていた方がいいです。

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