アルカジックジャパンのAr.キャロ フリーシンカー。
昨日、釣り場で投げてきました。
う~ん、Mキャロと違って沈んでいる時の感覚が全く掴めませんでした。
Mキャロの場合は慣れているのもありますが、スライドしていっているのが掴めます。
が、フリーシンカーの場合はそれが感じられない。
それに、リーダーの本体への絡みが多い。
何十回か投げてきましたが、ちょっとイライラしました。
で、帰宅。
これはウェイトの入れ方が悪かったのかと思い、お風呂で色々と実験してみました。
アルカジックジャパンのサイトを見ると、テスターの方がリアウェイトでどうこうと書いておられます。
が、どちらがリアなのかイマイチよく分かりません。
なので、ここでは上の画像の矢印側を
「先端」として話をいたします。
昨日は、この先端側にウェイト3個、その上にバランサーを6個入れてやってみました。
これの潜行角度をお風呂で見てみる。
殆ど垂直に落ちて、フリーシンカーが底で立った姿勢で止まりました。
糸絡みの原因はコレか!
フリーシンカーが垂直に沈む事で、本体近くのライン本線にリーダーが絡んでいたんでしょう。
で、ウェイトとバランサーの入れ方の順番を色々と変えて実験。
結果・・・。
◇←バランサー
◆←ウェイト
◇◇◆◆◆◇◇◇◇
先端にまずバランサーを2個入れてからウェイトを3個、その後ろにバランサーを4個。
この並びの場合、MキャロのSタイプに近いスライドをしながら潜行していきます。
◇◇◇◆◆◆◇◇◇
次は、先端にバランサーを3個入れてからウェイトを3個、その後ろにバランサーを3個。
この並びの場合、MキャロのNタイプよりL寄りの潜行角度。
参考までにMキャロの潜行角度の動画。
お風呂場で見た感じでは、◇◇◇◆◆◆◇◇◇の並びが良い感じで潜行していました。
試しに、先端から◇◇◇◇◇◇◆◆◆だと、少しスライドして逆戻りしながらゆらゆら沈んでいきました。
あまり極端な順番だとダメなようですね。
で、何回もはめたり外したりしていたら、中でウェイトがガチャガチャ動くようになってきました。
なので、バランサーをもう一個追加。
先端から、◇◇◇◆◆◆◇◇◇◇の並びでバッチリ。
ウェイトも固定され、潜行角度も良い感じです。
万能的な使い方として・・・
◇◇◇◆◆◆◇◇◇◇
上の並び。
MキャロのSタイプのような潜行をさせたい時は・・・
◇◇◆◆◆◇◇◇◇◇
上の並び。
たったバランサー一個の違いですが、潜行角度はだいぶ変わりますね。
アルカジックジャパンのサイトを見ると、ウェイトとバランサーの組み合わせは256通りあるそうな。
これを全部試すのは個人では大変なので、今日は分かりやす代表的な並びを二つ書いてみました。
今回はMキャロに似せた潜行角度にしましたが、組み合わせ次第では水平フォールにすることも可能。
この他にも、私のようにバランサーを増やすと組み合わせは無限に広がってきます。
お風呂に入った時に色々と試してみられると面白いですよ。
何か自分で作った感もあり、(・∀・)イイ!!
浅場・深場に合わせた自分オリジナルのキャロが作れますね。
あっ!
それと大事な事を一つ。
昨日の記事で書いたこの部分。
この処理は抜け防止が主な目的のようです。
2枚目の矢印がついてる写真の一番先端の部分。
私はチューブはキャップと固定されているのかと思ってました。
が、実際はチューブの先を丸くした加工だけで止まっていて、チューブは固定されておりません。
実験のためキャップをはめたり外したりしていたら、この先端側のチューブが抜けました(^_^;)
なので、また切ってはめ直して熱処理。
一応、固定されているようですが、この部分の作りにはちょっと不安がありますね。
でも、この処理のお陰でラインの抜けがMキャロより良い感じがします。
と言う事で、手持ちのMキャロのチューブの先端も熱加工してみました(笑)。