お薦めの3本

ひろぽん@G-CRAFT

2013年06月05日 14:45

G-CRAFTのロッド。

私の個人的なお薦めの3本をご紹介。
まずは一本目。
MIDNIGHT JETTY MJS-852-PE

「46t可変ブランクスのマイクロプラッギングスペシャル」
「湾奥マイクロプラグ専用設計【印籠継】」
[レギュラーファーストテーパー]
運河や湾奥の入り組んだ地形での小型プラグによる実釣テストを繰り返し完成したこの「MJS-852-PE」は、結果的にG-CRAFT史上最多となるカーボンプリプレグをコンポジットされたブランクスとなりました。完成に至るまでの時間と労力が半端ではない為、t数配列をここに記載することはできませんが、高弾性46tを含めたt数の異なるプリプレグを4種類使用することで、キャストからフッキングまでの微妙極まりないプロセスを完了したブランクスが仕上がりました。開発当初はノリを重視する設計でした。それは弾くことを恐れた為ですが、史上最高の非常に柔らかいティップを搭載した試作モデルは、水流抵抗の掛かる巻物系はなんら問題もなく全バイトをフッキングに持ち込むことが出来ましたが、シンペン等によるデッドスローなテストの際に、連日叩かれている状況のアタリは非常に小さく「コッ」と感じてフッキングを入れてもほとんどノルことなく掛けることが出来ませんでした。ここから、巻物系で完璧な結果を残しているブランクスを性能を落とさずにフッキングロスをなくす作業が始まりました。連日散々なテストを繰り返し、巻物系の「ノリ」はそのままに硬さを感じる部分をずらしていく作業を延々と繰り返し「コッ」と感じるブランクスの位置とフッキングを入れる際のバットの曲がりが止まる位置の移動距離を近づけ、そのベストな位置を割り出し、巻物系の性能を落とさず完成したのがこの「MJS-852-PE」です。
「MICRO PLUGGING SPECIAL」という専用ロッドの真髄を是非実感して下さい。
ティップセクションにシングルフットのKガイド(チタン)を搭載。バット部に至っては糸抜け、飛距離を優先したYガイド(元ガイド径#25)チタンシングルフットガイドを搭載。

2本目はこちら
MIDNIGHT JETTY MJS-932-PE

「湾岸オールラウンダー 9.3」
港湾ナイトゲームのバチ・イカ・ハゼ・サヨリなどのパターンを完全網羅するナイトゲームの真髄を目指し、開発したこの93JETTYは初代93JETTYの優れた港湾用ロングレングスを継承しつつ、ブランクス特性を根本から変更。
先の87JETTYに採用したセミファーストテーパーを93のレングスに採用することで格段の遠投性能が向上。87では探りきれないような場所に威力を発揮する。
バチパターンから港湾中規模河川にて15g~26gバイブを軽快にキャスト・アクションさせる事が非常に楽しいブランクスに設計。また、超繊細なティップにも関わらず、サヨリパターンのように12センチミノー等によるトリッキーなアクションをも得意とし、その掛け調子的セミファーストブランクスは圧倒的なフッキング率とキャッチ率を誇る。
46tの反発力が故にミッドウォーターよりもキャストの難易度は高くなるが、ゴロタやシモリが点在するような素早い捕獲を強いられる場所にはナイトウェーディングにも対応でき、5kgクラスは素早く余裕を持って対処できる。
曲がり、タメが利き、タメきった時にこそ、その本領を発揮する。93のレングスを忘れさせるブランクスバランス、見た目の細かさ、持ち重りの無い軽さからは想像もつかない46tコンポジットの軽快な反発力によるキャスタビリティーと溢れ出るリフティングパワーを装備したこの「湾岸オールラウンダー」の真髄を是非体感してください。

3本目はこちら。
MID REEF MRS-962-BLS

「ジグが操れる強いシーバスロッド 」
60gのジグウエイトが振り切れるバットパワーを搭載した ジグベスト40gのショアジギングロッドが完成しました。所謂、「ライトショアジギング」クラスの答えがこの「MRS-962-BLS」に凝縮されています。求めたものはシーバスロッドの感覚で使用できる操作性を有するショアジギングロッド。ティップはジグを操る限界点にトルクを調整し、ショアジギングロッドとしては超繊細領域にセッティングしています。分かり易く言えば、「ジグが操れる強いシーバスロッド」。強度面でのトルク領域は確実にショアジギ、ここは揺るがない。が、バットパワーは60gのフルキャストを可能にし、6kgクラスを獲ることの出来るトルクを持つ。コンセプト上のメインターゲットは3kgクラス。このサイズをスピーディーに獲るロッド。プロトロッドの自重は205gと超軽量に仕上げ、短時間勝負の時合(ボイル)や朝マズメにアップテンポでジグをガンガン打ち込める。40g前後のポッピングにも完全に対応している為、多少波があるような状況でもエラーすることなく操作できる。「G-CRAFTのライトショアジギロッドは出ないのか」と多数の声が寄せられ、このロッドのリリースをお待ち頂いたアングラーに この「MRS-962-BLS」をお贈りします。

この3本があれば、殆どの釣りに対応できますね。
メバルからチヌ・シーバス・青物まで。
3gのジグヘッドから60gのジグまでイケます。

852は重めのジグヘッドやキャロを使ったデカメバル。
それに70cmを越えるシーバスでも寄せるパワーを兼ね備えております。
合わせるリールはダイワの場合2506や2508にPEの0.6~0.8号。

932は港湾からウェーディングのシーバス。
ルアーもミノーから流行りの鉄板バイブ系も投げられる、繊細さとパワーを兼ね備えたロッド。
合わせるリールはダイワの場合2510HにPE1号。

MID REEFは謳い文句の通り、ジグが操れる強いシーバスロッド。
普通のシーバスロッドでもある程度の重さのジグなら投げられますが問題は操作性。
やはりこれは専用のロッドには敵いません。
シーバスロッドでヤズクラスを釣っておられる方も一度専用ロッドを使われると、その操作性の良さにはビックリされると思います。
シーバスロッドと青物ロッドの一番の違いはティップの作り。
シーバスロッドで感じるジグを操作した時のビヨンビヨンした感じが青物ロッドには全くありません。
それに、関東ではこのロッドにビッグミノーをを付けてシーバスを狙う方もいらっしゃいます。
合わせるリールはダイワの場合3012HにPE1.2~1.5号。

と、言う訳でお薦めの3本。
これからの時期は、特に重宝する3本でございます。
長さ的にも、852・932・962と疲れ難く扱い安い長さだと思いますよ~。

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