G-CRAFTより6月に販売予定のMOSS REEF MRS-1102-PEの詳細です。
【二兎を追う者、二兎を獲る】
通年においてヒラスズキを狙うと、必ずサラシで青物がヒットする。
場所にもよるが、サラシの中では青物のほうが同じウエイト同士でも引きが強い傾向がある。
現行のMOSSでも4kgまでなら何とかできるが、5kgを超えるとかなりキツイ場合がある。
そんなことから、今までにも「青物とヒラスズキが獲れるロッドを作ってほしい」こんな声が寄せられたことから、この「MOSS REEF」は誕生した。
サラシ場で頻繁に掛かってくる4kgから最大は6kgまでを想定し、オープンのナブラ撃ちならブリクラスまでを狙えるブランクスを設計。
ブランクスの調子に対する青物とヒラスズキの割合は6対4程のイメージで青物寄りに設定。
ティップは完全にミノー仕様の繊細設計にしているため、MAXのルアーウエイトは70gに設定しているが、ダイビングペンシル系のS字ジャークは60gまで扱え、不意のナブラに対応すべく、ジグの表層ジャークなら80gが操作可能なバットトルクを持っている。
テスト時にはミニマムルアーウエイトとして16gを使用しヒラスズキを獲っている。
超軽量に仕上げたこの「MOSS REEF」で存分に二兎を狙い、二兎を獲っていただきたい。
<補足>
このロッド、パワーが半端ないため、フックは最低3番以上(ST56もしくはSP/RB-MH)の使用をお勧めする。
■11'0" 2pcs スピニングモデル
■Lure max/70g
■Lure best/28g
■Line max/PE2.5
■Rod wt./約261g
■オールチタンKガイド
希望小売価格 ¥65,100(税込)
<テスト概要>
●紀伊半島(小浦・白浜・周参見・見老津・串本)の地磯のサラシ場や沖磯にてヒラスズキや青物の4-5kgクラスにてテスト。
ポッピング・ダイビングペンシル・ジグ・ミノー・バイブと様々なルアーに対応するMOSSを上回るパワーロッドを開発。
5kg前後はかなり強引なやり取りが可能なブランクスに仕上げました。
特に青物のプラッギングは繊細に行えるロッド自重となっています。
<テスト使用リール>
●スピニング:ブランジーノ3000+PE2号+リーダー35LB(2m)
●スピニング:セルテート3500HDカスタム+PE2.5号+リーダー40LB(2m)
●スピニング:ソルティガゲーム3000+PE2.5号+リーダー40LB(2m)
<テスト使用ルアー>
【コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーを代表的に抜粋しています】
デコポップスリム130・デコペン160F・トランペット140・フリッツ42・レンジバイブ90ES/100ES・クルーズバイブ25g・K2F122・K2S122・バックウォッシュ110S/F・激投ジグ65・シャバジグ70
有りそうで無かった、かゆい所に手が届くロッドですね。
これなら不意の青物にも余裕を持って対処出来るでしょう。
二兎を追う者は二兎を得る事の出来るロッドです。