国際フィッシングショー2011が中止になりましたね。
今現在の状況を考えると、主催者側としても中止はやむを得ない判断だったと思います。
まだ、関東圏でも地震が起こる可能性がある今現在では開催も無理でしょう。
残念ではありますが的確な判断だと思います。
と、ここからは私の個人的意見ですが・・・。
今現在、自粛ムードが日本中に広がっております。
被災した方々の心情を考えると、そういう気持ちになるのは当然だと思います。
が、それを他人までに押し付ける行為はどうかと思います。
ある、ブログでは「釣りに行った。」と書いてあったらそれを叩く行為が見られました。
そこは地震の心配も津波の心配もない地域です。
また、違うブログでは「この時期にブログ記事に絵文字を使うとは不謹慎だ。」という抗議の書き込みも。
「今日は食事に行って美味しいものを食べた。」という記事には、被災者の気持ちを考えろという非難。
もうこうなってくると、自粛がどうのこうのでは無く単にブログ叩きが目的となっています。
普通の方が普通の生活をおくるのがイケない事なんでしょうか?
自分自身で考え、釣りや色んな事を自粛するのは良いと思います。
個人的には、まだ釣りに行こうという気持ちにはなかなかなれません。
そういう方が沢山いらっしゃるのも事実です。
しかし、それを他人に押し付け、書き込みまでして非難する行為は行き過ぎではないでしょうか。
私自身、雲仙普賢岳の災害で長い間大変な生活をしましたが、他の県の方が普通の生活を送っていらっしゃることに対して嫌な感情をもったりした事はありませんでした。
6月に大火砕流があり、その年は近県の色んな催しが中止になりました。
ですが、被災者の中からは「そんな中止にしなくても。」「それを楽しみにしている方もいるだろうに。」という声を沢山聞きました。
大企業が開催する催しは少数でも抗議がくれば止めざるを得ないんでしょうが、それを個人にまで押しつける行為は、あきらかに行き過ぎだと思います。
他人がどうこうでは無く、自分自身が出来る事をやれば良いだけの事です。
今回の震災は未曽有のことであり、私の経験した災害の比では無いとは思います。
が、災害を経験したものの意見として、ご批判はあろうかと思いますがあえて書かせてもらいました。