NEW ソルティガ
NEW ソルティガの発売が発表されましたね。
10年近く同じ機種がモデルチェンジされなかったのは、とても珍しい事です。
それだけソルティガの出来が良かったのと、人気があった証でしょう。
これから1年を掛けてフルラインナップされる予定だそうです。
で、このソルティガにもマグシールドが採用されました。
10セルテートで初めて採用された新機能です。
波立つ水面を高速で疾走し、想像以上の波しぶきの洗礼を受けるオフショアフィッシング。
DAIWAは海水の浸入を完全に防ぐ方法として、パッキンを使用した防水構造のソルティガZを2001年に世に出し、長きに渡り絶大なる支持を得た。
しかし、この防水方式はパッキンが回転軸と擦れることで摩擦抵抗が発生し、回転の軽さを犠牲にするというデメリットを併せ持っていた。
そのデメリットを克服し、軽くスムーズな回転を阻害しないゼロフリクションの防水構造、その夢のような構造にDAIWAは取り組んだのだ。
DAIWAが自信と誇りを持って出した結論、それが「マグシールド」。
ソルティガZで絶大なる支持を得た防水性能はそのままに、軽くスムーズな回転を実現。
アングラーが誰しも願う理想が現実となったのだ。
海水を被ったり、浸かったリールはまず間違いなくボディ内部に海水が回り込み、 水没していなくても波飛沫などで、ボディ内部に浸入することはかなりの確率で発生する。自宅に戻って洗浄しても、内部に入った塩は抜け切れずに回転低下を起こし、あえなく修理に持ち込まれるというケースが散見された。
マグシールドを搭載したリールはこのような課題に取り組んだのである。
ボディに海水が浸入しないことは実釣において様々な恩恵をもたらす。
まずは滑らかで軽い回転が持続する。これは初期の回転性能が持続するというだけでなく、使い込むことで自分のリトリーブのクセがリールに馴染み、回転フィールはさらに向上するのだ。結果としてリトリーブに集中できるから、より感度の高い釣りが可能になる。
具体的には、リトリーブしている時に異音や違和感がないため、ルアーが水中でどんな動きをしているのかが把握しやすくなり、バイトが集中するといわれる潮目なども掴みやすくなる。リールの軽く滑らかな回転性能が向上してきたことで、「リール感度」なる言葉も生まれてきたが、MAG SEALED搭載リールはさらにリール自体の感度のよさを実感できるのである。
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