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ひろぽん@G-CRAFT
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釣り歴だけは無駄に長く幼い頃からの餌釣りに始まり今はルアーフィッシングとウキフカセのチヌ釣りをこよなく愛する
長崎県在住の釣れないアングラー
FISHING CLUB 不発団所属
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2016年05月30日

シーバスマガジンが休刊

シーバスマガジンが今月号を最後に休刊するそうです。
シーバスマガジンが休刊
休刊となってますが事実上の廃刊。
シーバスマガジンが再販される事は、もう無いようです。

釣り雑誌は、これまでにも幾つも廃刊になっております。
紙媒体は売れない時代と言われてますが、釣り雑誌は特に厳しい状況。
何故か・・・。
それは釣り業界が特殊な業界だからです。
釣りのプロと呼ばれている人たちも、殆どが自称です。
誰でも「私はプロです!」と宣言すれば今直ぐにプロ、という業界。
本当の職業釣り師と呼ばれる人は極僅かなのが現状。

他のスポーツのように釣りのプロには圧倒的なパワーとテクニックと言う物がありません。
プロより上手い素人が全国には沢山いらっしゃいます。
テレビ番組などの収録でプロが必ず釣れているのはガイドが居るから。
地方ロケの場合、地元のアングラーが10人ほどつき、立つポイントから投げる方向まで教えてくれます。
朝早くから、一級ポイントの場所取りまでしてくれます。
よくある、アウェイの洗礼などと言う物は本当はありません。
釣れなかった場合の保険で言ってるだけです。
だから見ていても面白くない。

そういう自称プロの方は、お金をスポンサーからもらって釣りをしている訳ではありません。
殆どが釣具の提供を受けているだけ。
テスターとかモニターとか言われる人たちでございます。

某メーカーさんがテスターさんを募集されておりました。
合格すると、そのメーカーさんとプロ契約という謳い文句。
が、実際は道具の提供だけです。
プロ契約と謳うならば、最低でも年間200万円位あげても良いんじゃないでしょうかね?
それとも、プロ契約と謳うのは本人にヤル気を出させるだけのもの?
ある、テスターさんが「本業が忙しく釣りにあまり行けてませんでしたが、これからはそのような言い訳をせず釣りに集中します!」とか書いてらっしゃいましたが本末転倒。
仕事や家庭の方が大事でしょ!
自分の身を削ってやるような事では無いと思います。

そのため、雑誌に出ても宣伝の方に力が入ります。
本の内容に役に立つことが少なく、自社の宣伝を見せられるだけ。
雑誌社もスポンサーであるメーカーの悪い所は書けませんから、中身の無い内容になってしまいます。
毎年、釣れる時期に釣れる獲物の釣果と宣伝を載せるだけ。
釣った状況の解説も後付。
これでは読者は続けて買ってはくれません。
今の時代はネットでその位の情報はいくらでも手にできますからね。
変な宣伝が入らないだけネットの方がマシかもしれません。

何か釣りの世界は、プロ偉い!テスター偉い!モニター偉い!などの風潮があります。
が、実際一番なのは消費者であってテスターやモニターはそのずっと下でなければイケません。
だから真っ当な消費者からはソッポを向かれるのです。

雑誌社も本来なら一番であるはずの消費者目線で記事を書かないとダメでしょう。
雑誌として広告が無いと作れないのは理解してます。
スポンサーのテスターを使わないと雑誌が作れないも分かります。

が、批判的な記事でもあえて書くような人を使わないと生き残れないと思います。
無理なんでしょうかね~。
雑誌の付録にDVDを付ける事自体、これを見ても紙媒体としての役目はもう無いです。

国内唯一のシーバスルアーフィッシング専門誌として17年間発刊されいた『シーバスマガジン』誌は今号で休刊となりました。
次号から基本的な内容は踏襲しつつ、つり人社から『The Seabass』という名で復活するそうです。

チャンチャン!



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Posted by ひろぽん@G-CRAFT at 12:49│ コメント (8)よもやま話
この記事へのコメント
シーバス関連の雑誌は見ていてつまらないです。見る理由もありません。ひろぽさんのおっしゃるとおりただ釣れる場所に行って釣れる魚をモニターが所属メーカーのルアーで魚を釣るだけの内容です。さすがに地元の人にポイント、流す位置まで聞いてるのは驚きました。場所取りまでさせていたのですね。しかもほとんどのプロといわれる人が道具の提供を受けているだけで副業で生活しています。読者は色々な道具を紹介してくれる方が楽しめるし参考になると思います。でも、それだと出版社はメーカーから広告費が入らなくなり本が作れなくなってしまう。その一方でメーカーはブログ、動画サイトで好きなように広告できる。結論を言うと雑誌は限界なのかもしれませんね。
私が恐れているのはメーカーの倒産、衰退です。スカジット、ダイコーが釣り具業界撤退をしたことには驚きました。スカジットのヘビーワン、パンプキン、リップスライドは本当に名作でした。G-CRAFTとTACKLE HOUSEだけは私がオッサンになっても残っていてほしいです。
Posted by ビギナー at 2016年05月30日 13:36
>>ビギナーさん
今の雑誌は殆どが広告紙になってしまってますからね。
見ても全く面白くありません。

テレビや雑誌の釣りは、大名釣りですよ。
ゾロゾロと引き釣れて釣りしてます(笑)。
まあ、よく考えればイキナリその土地に行っても釣れる訳無いですからね・・・(笑)。

G-CRAFTとTACKLE HOUSEは独自路線なので生き残れる・・・かもです(^_^;)
Posted by ひろぽんひろぽん at 2016年05月30日 14:41
釣りビジョンのフライの番組だと地元の人に案内してもらいましたと一言いいますが、シーバス関連の雑誌、プロアングラーの動画だと一人で釣ったようにしてその人のカリスマ性を印象づけている気がします。私は最近新しい場所に行きましたが駐車できない、足場が悪い、捨て石があって取り込みとルアーを通せそうになく結局釣りせずに帰りました。
Posted by ビギナー at 2016年05月30日 17:02
プロと言われる人でも、全く土地勘のない所では無理ですからね。
それを「アウェイでも釣って見せた!」などと編集されます(笑)。

まがりなりにもプロと言うのであれば、圧倒的な何かを見せて欲しいです。
それは釣果ではないと思っております。
何かを感じさせてくれるプロの釣りを見たいものですね。
Posted by ひろぽんひろぽん at 2016年05月30日 17:48
ごもっとも。
実際テスターやモニターで釣り場の問題も存在し、中にはたかがモニターが素人相手にSNSを利用し誹謗中傷することもありました。
釣りの楽しさを伝えるはずの人間が、自分よりも釣った事に対して影で悪口を言うとかそんな人間が宣伝してる商品を使う気にはなれませんね。
最近はSNSの影響で何処で何が釣れていると直ぐにわかってしまうのも事実。
僕の中で釣りとは「宝探し」と同じものであり、自分の得たアイテム、経験、勘、そして結果が出た時の喜びであると思います。

でも時にK専務から「あのリール良いで!」と言われても「雑誌見てないからわかりませぬ。。。」と言う時に少々恥ずかしかったな〜(汗)
Posted by Gクラフト愛好家2ndGクラフト愛好家2nd at 2016年05月30日 19:31
>>Gクラフト愛好家さん
ですよね!
最近はネットで釣り場の公開などは当たり前。
雑誌に載れば大勢の人が押し寄せる。
テレビなんぞ出た日には一発でアウトです。
業界で中途半端に有名な?人ほど始末が悪いです。

私もここ数年は本を買って読むことはありません。
知り合いが記事を書いたら本屋でその記事だけ読むくらいです。
Posted by ひろぽんひろぽん at 2016年05月31日 02:31
プロに求められてるのは道具の使いこなしであって、魚を探すことでは無いと思います。メーカーからすれば、「釣具店で聞いてください」「魚探で探してください」「ネットで検索してください」ということになります。


プロに期待されているのは、「魚の居る場所で、メーカーの道具を使いこなして如何に多く釣るか」「それを如何に上手に説明できるか」ということです。どちらかしか出来ない人は一般のアングラーの中にもたくさん居ます。

そういった意味では、魚を探すことがメインになるアウェイの洗礼は特殊な企画だと思います。多くの記事は出てる人間や広告ページを見れば殆どが記事広告とわかるような状態ですが、アウェイの洗礼は、スポンサーもついてません。
Posted by D at 2016年06月10日 03:42
>>Dさん
ブログ記事をよく読んで頂ければ分かると思いますが、その辺りは全て承知しております。
で、そのメーカーの道具の宣伝を主体にしている状態が、どうなのか?と言うのを書いております。
釣り雑誌が売れない理由もその辺りにあるのではないかという提議あります。

アウェイの洗礼という記事があるという事でしょうか?
私の言うアウェイの洗礼と言うのはTV番組の事です。
私は雑誌を見ないのでその辺りの事は、すみませんが分かりませんm(__)m
Posted by ひろぽんひろぽん at 2016年06月12日 20:04
 
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